2007年11月21日
タキロン、合成樹脂被覆鉄線 年明け出荷から10〜15%値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:タキロン

 タキロンは21日、来年1月7日出荷分から、全額出資子会社のタキロンプロテック社が製造・販売をしているフェンス用、細線・雑貨用の塩ビ樹脂被覆鉄線、ポリエチレン樹脂被覆鉄線の値上げを行うと発表した。

 これまでも心線材の値上げ(母材・亜鉛)や合成樹脂、中間原料の高騰から、価格改定を実施してきたが、本年に入りさらにロッドの値上げや塩ビ・ポリエチレン樹脂の値上げを受け、コスト上昇幅は企業努力による吸収の限界を超えたため、製品価格に転嫁することにした。

 値上げ幅は、フェンス用鉄線10〜15%、亀甲金網等に使用する細線10%で、農業用鉄線は10月1日から実施済み。

<対象製品と価格改定幅>(単位:キログラム当たり)
◇フェンス用鉄線
 ・タキロンカラー鉄線 (塩化ビニル樹脂被覆鉄線) 現行価格の20円アップ 
 ・タキロンポリストロング(ポリエチレン樹脂被覆鉄線)  現行価格の35円アップ

◇亀甲金網等に使用する細線 (塩化ビニル樹脂被覆鉄線) 現行価格の20円アップ(農業用鉄線は10月1日より実施済み)

<実施日>
 価格改定 実施時期は、平成20年1月7日出荷分から実施


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1195607638.doc