2007年11月21日 |
昭和電工、アセチル系製品6〜10円第3次値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工株は21日、酢酸、酢酸ビニル、酢酸エチル、アリルアルコールのアセチル製品について、今年3回目の価格改定を実施することにし、需要家筋との交渉を開始したと発表した。12月11日出荷分から実施する。 <対象製品と値上げ幅> (単に:キログラム当たり) ◇酢酸 6円 ◇酢酸ビニル 8円 ◇酢酸エチル 8円 ◇アリルアルコール 10円 上記製品の国内価格改定は、本年4月と6月に実施したが、6月の改定は前提となる第3四半期(7月〜9月)の国産ナフサ価格予想が、60,000円/キロリットルだった。ナフサ価格の騰勢はその後も続き、2008年第1四半期(1月〜3月)は、65,000円/キロリットル以上と見込まれている。 これに伴う原料コスト上昇は避けられず、また電力や蒸気等のユーティリティコストも一段の上昇が予想されるところから、安定供給体制維持のためにも再度の価格改定が必要と判断した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1195607458.doc |