2007年11月26日
千代田化工、シンガポールで大型タンクターミナル受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は26日、海外グループ会社「千代田シンガポール社」が、ヴォパック社の石油製品、化学製品の貯蔵、入出荷を目的とした大型タンクターミナルを受注し、ジュロン島バンヤン地区に建設することになったと発表した。

 タンクターミナルの設計・調達・建設(EPC)業務を受注したもので、総貯蔵能力は397,500立方メートル。完成は2009年4月の予定。

 千代田シンガポール社はヴォパック社のバンヤン地区の全てのタンクターミナル建設に携わっており、昨年はフェーズ1(総貯蔵能力370,000立方メートル)を完工、現在フェーズ2(165,000立方メートル)を建設中。またセバロック島ではヴォパック社向けタンクターミナルの拡張工事(216,000立方メートル)を行っており、今回の受注はフェーズ4のプロジェクトとなる。 

 千代田シンガポール社は今年8月にはシェルからもシンガポール・ブコム島の製油所の残油接触分解装置の改造工事を千代田化工建設と共同受注している。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1196070080.tif