2001年06月14日 |
経済産業省、2000年度の「化学プラント」海外成約大幅増加 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省はこのほど、2000年度の海外プラント成約実績をまとめた。わが国プラント、エンジニアリング会社約100社を対象に調査した。 それによると、海外での全成約高は630件、152.3億ドルで、1999年度の573件、80.4億ドルに対して件数で109.9%、金額では189.5%と大幅に増加した。 地域別ではアジア288件、77.8億ドルで全体の51%を占め断トツ、続いて北米107件(9.7億ドル)、中南米79件(16.8億ドル)の順だった。 プラントの種類では(1)情報通信288件(27.4億ドル)、(2)発電133件(29.0億ドル)、(3)一般114件(49.8億ドル)、(4)化学53件(41.3億ドル)、(5)鉄鋼42件(4.7億ドル)の順で化学プラントの海外での成約は件数では5番目だった。しかし金額では一般に次いで2番目。 化学プラントの過去の成約状況をみると、1998年度は58件で27.5億ドル、99年度は33件、30.0億ドルだったので2000年度は前年度に比べ件数で160.6%、金額で137.6%増えたことになる。 |