2007年12月03日
10月の石油統計速報、ナフサ生産は前年比8%増 171万KL
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

 資源エネルギー庁が30日発表した10月の石油統計速報によると、原油輸入量は2,049万キロリットル(KL)で前年同月比198.3%と前年を上回った。中東依存度は87.5%で、前年同月に比べて2.3ポイント減と、5カ月連続して前年比低下した。
 
(1)サウジアラビア    578万KL(94.1)
(2)アラブ首長国連邦   510万KL(115.6)
(3)カタール       247万KL(110.9)
(4)イラン        211万KL(110.4)
(5)クウェート      132万KL(99.0)

 燃料油の生産は前年同月比106.6%の1766万KLで、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、灯油、A重油は下回った。
 
 燃料油の国内販売は前年同月比101.9%の1829万KLと、2カ月連続の前年比プラスとなった。ガソリン、灯油、軽油及びB・C重油は前年を上回り、ナフサ、ジェット燃料油、A重油は下回った。
 
 ナフサの10月実績は次の通り。 単位:キロリットル ( )は前年同月比%
 ◇生産  1,713,611(108.4)
 ◇輸入  2,528,094(95.9)
 ◇販売  4,051,875(91.9)
 ◇在庫  2,070,563(102.1)