2007年12月05日 |
昭和電工、水酸化アルミニウム・アルミナ価格改定へ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は5日、水酸化アルミニウム・アルミナ・アルミナ系電融品の価格改定を来春実施することを決めた。近く需要家筋との交渉を開始する。 <対象製品と値上げ幅> (単位:キログラム当たり) ◇水酸化アルミニウム :10円以上 ◇アルミナ :15円以上 ◇アルミナ系電融品 :25円以上 値上げは、水酸化アルミニウムとアルミナが2008年2月1日出荷分から、アルミナ系電融品は同3月1日出荷分から実施する。 水酸化アルミニウムはアルミナ原料のほか、水処理用の凝集剤や樹脂向けの難燃性充填材として使用されている。アルミナとアルミナ系電融品は耐火材や研削・研磨材などセラミックス製品の原料で、いずれも需要は堅調だが、主原料であるボーキサイト鉱石が国際的なひっ迫から高騰を続けている。 また、海上輸送コストや原油価格の高騰にともなう燃料コストも大幅に上昇している。このため同社は、コスト上昇分の一部を価格転嫁し収益改善を図ることにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1196832589.doc |