2007年12月05日
出光興産、有機EL発光「実験室」出展、東京ビッグサイト
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は13日から東京ビッグサイトで開催される環境フェア「エコプロダクツ2007」に、有機EL素子を使った、ユニークな「発光実験室」を出展する。
 
 ブース内に敷いたマット(発電床)の上を人が歩くと、小さな振動を電気に換えて、柱に取り付けた透明のチップ(有機EL材料)が光る仕組み。
 
 先にソニーが発売した世界初の有機ELテレビ「XEL−1」のディスプレーには、同社とソニーが共同開発した有機EL材料が使われている。
 
 同社は今回展示する実験室を「オーガニックエナジーラボ」と名づけ、一般見学者に公開する。「将来、日常の小さなエネルギーを有効利用していくための省エネルギー光源としてこの技術を活かしたい。そのためのモデルになれば」と同社では言っている。ブース面積は108平方メートル。
 
 「エコプロダクツ 2007」は新エネルギー・産業技術総合開発機構などが主催。開催期間は12月13日から15日までで入場無料。