2007年12月06日 |
油化スケネクタディー、アルキルフェノール来年から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:油化スケネクタディー |
油化スケネクタディー(本社:東京都港区、D. Paul Tilley社長)は6日、国内向けアルキルフェノールについて、来年1月1日出荷分から、価格修正を実施すると発表した。 対象商品と値上げ幅は、 ◇ p-tert-ブチルフェノール(PTBP) :25円/kg ◇ p-tert-オクチルフェノール(PTOP) :25円/kg 主原料であるフェノールは、原油・ナフサの高騰に伴うユーティリティーコストの上昇を理由に、すでに本年第四半期から大幅値上げが実施されている。 また、昨今の原油・ナフサ価格上昇に伴い、2008年1ー3月期の国産基準ナフサは68,000円/klとなることが見込まれ、イソブチレン、ジイソブチレンの原料価格や、ユーティリティーコストも大幅に高騰する見通しとなっている。 アルキルフェノールについては、自助努力によるコストアップ吸収に努力してきたが、現行の価格体系ではカバーできないため、来年1月1日出荷分から再度価格修正を実施することにした。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1196925244.pdf |