2007年12月11日 |
昭和電工、超高輝度4元系LED素子の生産能力2億個に倍増 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は11日、超高輝度4元系LED素子の生産能力を2008年末までに、月産1億個から2億個に引き上げることに決めたと発表した。同社は今年10月、秩父事業所の生産能力を月産30百万個から1億個に引き上げたが、屋外ディスプレーや自動車向けに需要が急拡大する見込みとなったため、さらに12億円をかけて2億個に倍増することにした。 超高輝度4元系LEDは、現在、屋外ディスプレーなどに使用されているが、新たにリアランプや車内照明等の自動車向け、さらに薄型テレビやパソコンの液晶バックライト向け等への用途開発が進んでおり、今後、年率30%以上の成長が期待されている。このため現行能力では2008年以降の供給に不足が生じる恐れがあるとして増強を決めた。 昭電の超高輝度4元系LED素子は、独自技術によって開発、世界トップクラスの輝度を実現しており、赤・オレンジ・黄・黄緑等の色揃えや素子サイズの豊富な品揃えにより、ユーザーのニーズに応えているという。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1197348283.doc |