2007年12月13日 |
信越化学、速さ5倍の高速加硫型成形用シリコーンゴムを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業は13日、従来の約5分の1の速さ(当社比)で加硫(硬化)する高速加硫型成形用シリコーンゴムを開発・発売したと発表した。シリコーンゴムは、電気・電子、事務機、自動車など幅広い分野に用途をもっている。 新開発した高速加硫型シリコーンゴムは、ゴム硬度40度の「KE-594」とゴム硬度70度の「KE-597」の2種類。両製品をブレンドして使用することにより、必要な硬度の製品を得ることができる。特徴は、以下の通り。 (1)時間当たりの成形個数を増やすことができるため、金型面数、成形機、人員などのコスト低減や省エネルギー化につながる。 (2)金型の取り数が少なくなることにより、成形品の寸法精度の向上や不良品の低減につながる。 (3)加硫剤が添加済みで、前工程が不要。 (4)米国の食品医薬品局(FDA: Food and Drug Administration)にも準拠し、食品関連の用途にも安心して使用できる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1197527290.doc |