2007年12月14日 |
協和メデックス、Trinity Biotech plc 製品の国内販売を来年4月から開始 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:協和メデックス |
協和メデックスは14日、Trinity Biotech plc(トリニティ バイオテック社、本社:アイルランド)の血液凝固を測定する自動分析機器2機種及び血液凝固測定用試薬類の日本での販売権を、日本ビオメリュー社(東京都港区)から引継ぎ、2008年4月1日から独占販売すると発表した。 トリニティ バイオテック社の全自動多項目分析装置「MDA 2」、全自動血液凝固測定装置「コアグ-A-メイトMTX」は、世界80カ国以上で販売されており、PT(プロトロンビン時間)やAPTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)、Fig(フィブリノゲン)など、血液凝固に関する多くの検査項目を大量・短時間に測定することができる。専用試薬のラインアップも豊富で、大学病院や検査センターを中心に幅広く使用されている。 協和メディックスは、これにより扱い商品のラインアップ拡充を図る。今後発売が予定される機器と試薬とともに、3年後年間5億円の売上を目指す。 【Trinity Biotech plc(トリニティ バイオテック社)の概要】 (1)本社 : Dublin Ireland (2)資本金 : 978,000US$ (米国 NASDAQ 上場) (3)代表者 : Chairman and CEO Ronan O'Caoimh (4)売上高 : 118.6百万US$(2006年12月期実績) (5)URL : http://www.trinitybiotech.com/ ◇1992年に設立されたトリニティ バイオテック社は、体外診断薬・分析機器の開発、製造を行っており、血液凝固、感染症、生化学、POCTの4分野で500品目を越える製品を持ち、世界80カ国以上で販売展開している。 【日本ビオメリュー株式会社の概要】 (1)本社 : 東京都港区北青山2−12−28 (2)資本金 : 4億8,000万円 (3)代表者 : 代表取締役社長 ブルーノ・ボンバルド (4)URL : http://japan.biomerieux.com/servlet/srt/bio/japan/home ◇日本ビオメリュー社は、フランスのリヨンに本拠を置くビオメリューグループの日本法人として、1988年、日本における臨床検査薬および検査機器の販売とサービス、さらにはアジア・パシフィック地域の拠点としての役割を担うべく設立された。日本においてアピ製品群やバイオテック製品群をはじめとするビオメリューブランド製品販売の歴史は長く、臨床及び産業微生物検査分野において高い評価を得ている。日本ビオメリューでは、感染症、ガン、循環器疾患の分野で、細菌検査製品をはじめ、免疫検査および遺伝子検査製品をラインアップし、検査室と医師・患者様をつなぐメディカル・コミュニケーションをサポートしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1197600644.doc |