小・中学生がつめかけたVECの展示ブース

　(社)産業環境管理協会などの主催による環境総合展「エコプロダクツ2007」は14日に2日目を迎えたが、会場の東京ビッグサイトにはこの日も朝から小・中・高校生を含めた多くの来場者が集まり盛況だった。

　会場内では、化学企業や関連団体の展示ブースやステージの前に来場者が集まり、活発に質問するなど、化学や環境問題への一般市民の関心の高さを浮き彫りにしていた。

　塩ビ工業・環境協会（VEC)が4年ぶりに参加出展した、展示ブースと特別ステージも人気を呼び、次々と訪れる来場者への対応に担当者が汗だくになっていた。サッシやサイディングの実物展示も好評だった。
　
　今回は「もっと知ろう！塩ビと地球環境」をテーマに、パネルやビデオだけでなく、若手タレントによるステージデモやクイズなど多彩な企画をとり入れ、塩ビが地球環境にいかに優しいかを一般市民に分かりやすくPRした。

　これらの企画が当たって、来場者数は当初予想を大きく上回る規模に達したもようで、現場で配布したアンケート用紙の回収枚数だけでも2日間合計で1,600人を突破した模様。
　
　環境学習の一つとして訪れた小・中・高校生も多く、担当者の説明のあとで感想をきいたところ、「塩ビのことはほとんど知らなかったけど、今日の説明でいろんなことが分かってよかった」と答えた中学生や、「塩ビにはなんとなく不安を持っていたけど少し安心した」と回答した高校生が多かったという。同展は15日まで開催。