2007年12月18日 |
容器包装の「3R推進団体」の活動、順調に進展 |
連絡会が06年度の実績を発表 |
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全) 【関連企業・団体】:PETボトルリサイクル推進協議会、プラスチック包装容器リサイクル推進協議会 |
PETボトルリサイクル推進協議会、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会など合計八つの容器包装リサイクル推進団体で構成する「3R推進団体連絡会」は18日、「容器包装の3R推進のための自主行動計画の07年フォローアップ報告会」を開き、06年度の実績の概要を発表した。 この中で、各団体による3R活動については(1)2010年度の目標に向けて多くの素材で着実にリデュースが進んでいる(2)ガラスびんリサイクル促進協議会に加えてPETボトルリサイクル推進協議会でもリタ−ナブルPETボトルの衛生性や安全性の調査を進めることにするなどリユースについても調査研究が開始されている(3)各容器ともリサイクル率・回収率が着実に向上している、といった具体例を示して2010年度の目標に向けて各団体とも順調に成果を上げている状況を説明した。 リデュースの06年度の実績については、(1)PETボトルの主要品種15種中9種について0.2〜8,0%の軽量化が図られたこと(2)プラスチック製容器包装の削減量が1,339トン、原単位の改善効果が4,900トンに達したこと、などが報告された。 また、リサイクルに関しては、(1)PETボトルのリサイクル率・回収率が前年度を4.6ポイント上回って66.3%に達したこと(2)プラスチック製容器包装のリサイクル率・回収率が05年度比4.3ポイント増えて54.0%に拡大したこと、などが紹介された。 |