2007年12月19日
旭硝子・通期予想を上方修正、営業利益1920億円に
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子は19日、07年12月期の業績について、連結売上高は当初予想と変わらないものの、営業利益、経常利益は上回る見込となったとして業績予想の上方修正を発表した。営業利益は予想を6.7%上回る1920億円に達する見込み。ガラス事業は欧州の板ガラス市況が好調に推移した。液晶用ガラス基板の販売も予想以上に堅調だった。
 
 一方、欧州で板ガラスと自動車ガラスの販売をめぐり独禁法違反の問題が発生したため、課徴金支払いの将来的リスクを損失(200百万ユーロ、約325億円)として引き当てる。このため当期純利益は当初予想を下回る見通し。

【旭硝子・通期(連結)業績予想】 単位:百万円 ( )前回予想
◇売上高     1,670,000(1,670,000)
◇営業利益    192,000(180,000)
◇経常利益    182,000(170,000)
◇当期純利益   60,000(90,000)