2007年12月19日
塩ビリサイクルの評価委員会が発足
委員長に中島・化学技術戦略機構理事長が就任
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全)
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

 塩ビ工業・環境協会は、同協会が今年9月に創設した「塩ビリサイクル支援制度」による支援対象案件を選定するための有識者委員会「支援制度評価委員会」をこのほど新設したことを19日明らかにした。
 
 同委員会は、同協会の公募に応じてきた塩ビリサイクルに関する技術開発テーマの中から実際に同協会が支援していくべき案件について評価する役割を持つもの。公募対象は、塩ビの(1)リサイクル技術の開発(2)廃棄物の分別・収集などのシステムの開発(3)リサイクル新技術の実証試験、の三分野となっている。
 同評価委員会は来年2月に初会合を開く予定。同協会は同委員会の助言を踏まえて支援対象テーマを最終決定することになる。
 
 同評価委員会は、中島邦雄・化学技術戦略推進機構理事長を委員長とする6人構成。委員は以下の各氏。▽吉岡敏明・東北大学大学院環境化学研究科教授▽加茂徹・産業技術総合研究所主任研究員▽井田久雄・プラスチック処理促進協会専務理事▽金子勇雄・プラスチック工業連盟専務理事▽小林俊安・塩化ビニル環境対策協議会運営委員長。