2007年12月25日 |
旭硝子と三菱電機、オプトレックス社株をファンドに譲渡 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子、三菱電機 |
旭硝子は25日、三菱電機と共同出資しているオプトレックス社(旭硝子60%、三菱電機40%)の全株式を日本産業パートナーズが運営するファンドに譲渡すると発表した。三菱電機も同日、同じ譲渡先にオプトレックス株式の売却を発表した。 オプトレックス社は、車載機器や携帯電話、民生用・産業用機器向けの中小型液晶表示装置などを製造・販売しているが、車載用途は堅調なものの、携帯電話市場は競争が激しく、価格下落から業績が悪化し、06年12月期決算では営業損失を計上した。 このため、今後グループ企業として積極的に資源投入してもシナジーは少なく、コア事業への経営資源の集中という経営方針から、オプトレックス社株式の譲渡を決めた。 旭硝子は07年12月期に連結で約38億円、単独で約63億円の特別損失が発生する見込みだが、業績予想に織り込み済み。 <異動する子会社の概要>(2007年11月30日現在) (1)商号 オプトレックス株式会社 (2)代表者 代表取締役社長 熱田正次 (3)所在地 東京都荒川区東日暮里五丁目7番18号 (4)設立年月 昭和51年(1976年)7月 (5)主な事業の内容 中小型液晶表示装置、その他電子・光学表示装置の製造・販売など (6)決算期 12月 (7)従業員数 346名 (8)資本金 2,500百万円 (9)発行済株式総数 500万株 (10)株主構成 旭硝子:60%、三菱電機:40% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1198565557.pdf |