2008年01月04日 |
日化協・冨澤龍一会長「地球温暖化対策で世界の業界をリード」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会の冨澤龍一会長(三菱化学会長)は、2008年の年頭所感で「今年は、世界経済の減速が予想されるなど、先行きに不安感が増しそうだ」と述べたたあと、「化学業界も中東や新興工業国の発展が目覚しく、需給情勢に変化が生じそうだ」と予測、「省エネなどの合理化を一層推進し、事業基盤の強化を図るよう期待している」と、業界各社に事業基盤の一層の強化を呼びかけた。 日化協としては、引き続き化学品の安全確保に力を入れ、今年行われる化審法改正審議にあたっては、 (1)社会の安全・安心を追求しつつ、一層の化学物質管理充実を目指す。 (2)そのために、現行法の特長を活かし、化学物質のリスク評価と適正管理を、規制と自主管理の組み合わせ及び行政と事業者の適切な役割分担の下で効率的に推進する。 ことを基本方針に、あるべき化学物質政策の構築に向けて対応していく。 地球温暖化対策では、昨年の環境自主行動計画見直しに基づき、エネルギー原単位の基準年比20%改善を新たな努力目標と定める。新興国や途上国には省エネ・環境保全技術を積極的に移転し、温室効果ガスの削減に貢献するとともに、世界の化学産業界の取組みをリードしていく、と強調した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1199422196.doc |