2008年01月09日 |
中原・ソーダ工業会会長「安全・環境対策を強化」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:トクヤマ、日本ソーダ工業会 |
日本ソーダ工業会の中原茂明会長(トクヤマ社長)は、9日開かれた同工業会の新年賀詞交換会で挨拶し、「か性ソーダの需給は引続き堅調に推移する見込みだが、原油価格の高騰やアメリカの金融不安、中国の引き締めの動きなど、先行きに不安材料が出てきた。事業環境は今後相当厳しくなりそうだ」と述べた。 また、新年度の活動目標として保安や環境対策など、以下の4つの重点課題を挙げ、全力取り組むと強調した。 (1)保安・安全活動の一層の推進 (2)環境活動の一環としての「WCC活動」への積極的な参画 (3)「アジア環境安全プラットフォーム」の拡大 (4)啓蒙活動を含めた、積極的な広報活動の推進 このうち「保安・安全活動」では、これまでも「事故情報の共有化」や「優良事業所の表彰」などを行ってきたが、新たに環境や安全情報を集めた資料集を作成する。また、ソーダ関連製品のMSDSをホームページに掲載した。今後は、ソーダ製品を運搬中に車両事故が起きたような場合に備えて、全国事業所に応援体制をつくりたい、と語った。 |