2008年01月09日
タカラバイオ、米研究所とTリンパ球拡大培養法遺伝子治療共同研究
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオは9日、米国国立がん研究所のスティーブン・ローゼンバーグ博士(Steven A. Rosenberg)と、同社が開発したヒト組換えタンパク質・レトロネクチンによるTリンパ球の拡大培養法を遺伝子治療の臨床に応用するための共同研究契約を同日締結したと発表した。

 ローゼンバーグ博士はがん細胞免疫療法の分野における世界的な権威で、近年では細胞免疫療法と遺伝子治療法を融合させたTCR(T細胞受容体)遺伝子治療により悪性黒色腫(メラノーマ)患者のがん細胞を退縮させることに成功し、2006年にScience誌に発表している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1199858882.doc