2008年01月22日
ナフサのスポット価格、先週も下降
C&F/ジャパンの平均はトン851ドル半ば
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 わが国の大手商社や石油ならびに石油化学企業等が先週中に国際スポット市場で契約したナフサの週平均価格はトン当たり851ドル半ばとなったもよう。
 
 前の週の平均を同26.5ドル(約3%)下回っている。2週連続の下降で、直近のピークの1月第1週の平均に比べると31.5ドル(3.6%)安い。
 北西欧のCIF価格は816ドル台半ばで、前の週の平均を24ドル(2.8%)下回っている。これも2週連続の値下がりで、前々週の平均に対比すると約53ドル(約6%)もの下降となっている。
 
 いずれも原油のスポット価格の反落に連動してのもの。ただし、先週の下降率は原油に比べると小さい。ちなみに原油の先週の下降率は、WTIが3.4%、北海ブレントが4.2%、ドバイ産が3.9%となっている。