2008年01月22日 |
新日鐵化学、オルソクレゾールの生産能力増強 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ、新日鐵化学 |
新日鐵化学は22日、 旭化成ケミカルズと合弁の日本クレノールが旭化成ケミカルズ川崎製造所内で行っていた、オルソクレゾールの増設工事が07年10月に完成し、このほど目標生産能力である年産12,000トンレベルを達成したと発表した。 日本クレノールは、2.6キシレノールおよびオルソクレゾールの製造・販売会社で、従来能力は同10,000トンだった。増強したオルソクレゾールは、新日鐵化学が販売している。 オルソクレゾールは、エポキシ樹脂など化学製品の基礎原料として使用されているが、国内外の旺盛な需要の伸びから一時的にショートバランスとなり、一部需要家向けには輸入品の転売などによって対応していた。今後も引き続き需要動向を見ながら能力増強を検討する。 ■日本クレノール株式会社概要 ◇ 代表取締役社長: 首長信幸 ◇ 本 社: 東京都千代田区有楽町1−1−2 ◇ 工 場: 旭化成ケミカルズ株式会社 川崎製造所内 ◇ 事 業: 2.6キシレノールおよびオルソクレゾールの製造・販売(2.6キシレノールを旭化成ケミカルズ、オルソクレゾールを新日鐵化学がそれぞれ引き取り、販売) ◇ 資本金: 400百万円(旭化成ケミカルズ70%、新日鐵化学30%) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1200973258.pdf |