2008年01月24日 |
栄研化学、「冷水病菌」検出用試薬新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学は24日、同社の遺伝子増幅技術「LAMP法」の基礎研究用プライマーセットとして、冷水病菌検出用試薬「Loopamp プライマーセット 冷水病菌」を2月6日から新発売すると発表した。 冷水病菌によって引き起こされる冷水病は、全国のアユ養殖場やアユ放流後の河川で発生して、毎年多くの被害を出している細菌性感染症。稚アユから成魚まで発生し、大量死を起こし、有効な予防法は見つかっていない。 「Loopamp プライマーセット冷水病菌」は冷水病菌の遺伝子の確認、検出を行うもので、「同 DNA 増幅試薬キット」との組み合わせにより、増幅から検出までを1ステップで行うことができる。一定温度(65℃)で迅速(60分)に冷水病菌の遺伝子の増幅・有無がリアルタイムに測定できる。 同社は、これまでに「ウエストナイルウイルス」、「鳥インフルエンザウイルス」、「コイヘルペスウイルス」検出用などのプライマーセットを発売してきた。 同製品は、標準小売価格:35000円(税別)、有効期間:1年間。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1201146841.pdf |