2008年01月29日
カーボンブラック協会が需要見通し
08年の総需要量を前年比0.8%増と予想
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:カーボンブラック協会

 カーボンブラック協会はこのほど、日本国内におけるカーボンブラックの08年の需要見通しをまとめた。
 
 カーボンブラックの最大の需要業界である自動車タイヤ業界の集まりの日本自動車タイヤ協会や、工業用ゴムの業界団体の日本ゴム工業会が最近取りまとめたそれぞれの製品の08年の需要見通しを参考に作成した。

 今年のカーボンブラックの総需要量(輸入品を含む)の予想は947,648トンで、07年の実績見込み量に対する伸び率は0.8%となっている。

 タイヤ用は688,810トンで同0.6%増、一般ゴム用は172,838トンで同2.5%増、ゴム用合計は861,648トンで同1.0%増、非ゴム用は47,000トンで同1.3%減、内需合計は908,648トンで同0.9%増となっている。これに輸出の39,000トン(同0.9%減)が加わって、総需要量が947,648トン(同0.8%増)になるとの見通しである。

 輸入については、ゴム用が138,000トンで同1.5%減、非ゴム用が12,000トンで同1.5%減の合計150,000トンで同1.5%減と予想している。