2008年02月05日 |
BASFのPBT樹脂、ボッシュ社が自動車センサーに採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは5日、同社のポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂が、ドイツの自動車機器メーカーであるボッシュ社( BOSCH)の「舵角(だかく)センサー」に採用されたと発表した。 同樹脂「ウルトラデュア・ハイ・スピード」(商品名)は、流動特性に優れ、射出成形のサイクル時間が大幅短縮できるほか、微細な形状を持つ部品を製造することが可能などの特徴を持っている。 「舵角センサー」は、安全運転機能の中核部品のひとつで、ハンドルがどの程度切られているかの情報をESP(Electronic Stability Program)に送信する。舵角センサーとその関連機器はステアリングコラム部分に取りつけられる。 開発はドイツのボッシュ社の拠点で行われ、製品の最終的な最適化と組立はオーストラリアの子会社が行った。BASFからは、メルボルン、シンガポール、ルートヴィッヒスハーフェンの専門家が参加し、ノウハウと地域特性を製品に反映させるサポートを行った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1202177553.pdf |