2008年02月20日 |
公開講演会「非食用バイオマスからのバイオエタノール生産」3月13日 |
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:農林水産省、バイオインダストリー協会 |
独立行政法人 農業環境技術研究所、研究独立行政法人 バイオ燃料研究協議会は3月13日午後1時から5時40分まで、つくば市の市立中央図書館アルスホールで「非食用バイオマスからのバイオエタノール生産」をテーマとする、第12回バイオマス合同研究会を開催する。 バイオエタノールは、地球温暖化対策の中でも石油に替わる再生可能なエネルギーとして期待され、世界各国で導入の動きが高まっているが、いずれもバイオマスの原料にでん粉などの食用部分を使用するため、一方では、それらを飼料とする畜産製品への影響が懸念されている。 このため米国などでは、非食用作物や木質バイオマス、稲わらなどの非食用部からのバイオエタノール生産の研究が始まっている。 これらの研究開発の上でカギとなるのは非食用バイオマスの糖化、アルコール発酵、廃棄処理の効率化などの技術で、いずれも微生物が関与している。 農業環境技術研究所は、これまでさまざまな作物に生息する微生物(細菌、糸状菌、酵母など)を収集した「微生物インベントリー」を整備し、それぞれの微生物の機能解析や活用方法について研究を行ってきた。 講演会では「非食用バイオマスからのバイオエタノール生産」を中心に、糖化、発酵、環境に配慮した生産技術、課題などについて広く関係者間で意見交換したいとしている。参加費:無料。先着100人まで。 申込みは、農業環境技術研究所(Tel:029−838−8262) |