2008年02月20日 |
ジェイ・プラス、可塑剤全品目 3月から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:ジェイ・プラス |
可塑剤メーカーのジェイ・プラス(本社:東京都千代田区、五十嵐明社長)は20日、アジピン酸可塑剤および特殊可塑剤の全品目を対象に、3月1日納入分から価格改定を実施すると発表した。 同社は2000年4月、協和発酵ケミカルと三菱化学の共同出資により設立。資本金は4.8億円で、年商280億円。川崎工場に年産10万トンのほか千葉と四日市の工場に各8万トン、合わせて年産26万トンの可塑剤生産設備を持っている。需要はこのところ中国をはじめとするアジア地域で伸長しており、需給関係はひっ迫が続いている。 今回の価格改定は、原料価格の高騰により悪化した事業採算の是正を図るためで、対象商品と値上げ幅は以下の通り。 <対象商品と値上げ幅>(単位:1キログラム当たり) ・DOA、DINA、D610A 20円 ・他のアジピン酸系可塑剤 23円 ・ポリエステル系可塑剤 17円 ・トリメリット酸系可塑剤 (別途検討中) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1203478973.tif |