2008年02月21日 |
旭化成ケミカルズ、溶液重合SBRの生産能力1万トン増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは20日、高性能タイヤ向けに溶液重合SBRの需要が急増しているため、川崎工場にある連続タイプの生産設備を年産1万トン増強すると発表した。完成は今年4月の予定。 環境規制やガソリン価格の高騰を背景に、タイヤ性能への要求水準はこのところ世界的に高まっており、高い安全性と省燃費性を高次元で実現する、シリカ配合の高性能タイヤの需要が急拡大している。 同社の連続重合タイプのポリマーも、高性能シリカタイヤ用末端変性SーSBRとして国内外 で販売が好調。このため川崎工場で年産1万トン増強し、合成ゴム・エラストマー生産能力を年産16万8,000トンに拡大することにした。 大分工場でも、今年4月には省燃費性能を追求した新規変性ポリマーの生産能力を年産1万トン増強し、年産能力を同6万2,000トンとする計画を進めている。同社の合成ゴム・エラストマー生産能力は川崎・大分両工場合わせて年産23万トンとなる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1203565275.pdf |