2008年02月21日 |
Jエナジー、伊藤忠など5社、液化石油ガス事業を再編・統合へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:伊藤忠商事、ジャパンエナジー |
ジャパンエナジー、伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、大阪ガス、日商LPガスの5社は21日、液化石油ガス(LPG)事業の再編・統合に向けて本格検討することで合意したと発表した。 国内のLPG業界は、輸入価格の高騰や他のエネルギーとの競争による需要の伸び悩みなど厳しい経営環境にあり、各社単独での合理化・効率化では対応が難しいと判断した。 今後5社は,海外調達から小売までのLPG事業全体を視野に入れ、効率的に安定供給できる総合的な競争力を持ったLPG事業グループの構築を目指し再編・統合に向けた取組みを検討する。Jエナジー、伊藤忠エネクス、日商LPガス3社合わせたLPG国内販売量は約280万トンで、国内第2位の規模となる。5社は今年9月末までに合意し、年内には新会社設立を目指す。 ■ 主要検討項目 (1)元売・卸売機能の競争力強化 元売・卸売機能を担う合弁会社を設立し,3社(Jエナジー,日商,エネクス)の当該機能を統合する方向で検討する。 (2)海外調達機能の効率化 合弁会社の輸入するLPGの海外調達を伊藤忠に一元化する方向で検討する。 (3)小売機能の競争力強化 3社(Jエナジー、日商、エネクス)の販売子会社を中心に、小売分野での競争力強化に向け、業務提携や資本提携等の連携策を検討する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1203570676.pdf |