2008年02月27日 |
横浜ゴムの乗用車用タイヤ模倣品、日本への輸入差止め |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:横浜ゴム |
横浜ゴムは27日、乗用車用ハイパフォーマンスタイヤ「DNA S. drive」の模倣品が日本で販売されたとして、東京税関に意匠権侵害による模倣品の輸入差止申請を行っていたが、今年1月18日付で受理されたと発表した。これにより、今後国内すべての税関で模倣品の輸入が差し止められることになった。 同社が輸入差止を申し立てたのは、シンガポールのタイヤディストリビュータStamford Tyres International Pte. Ltd.が販売している「SUMO FIRENZA ST-08」。 同タイヤのトレッドパターンデザインが、横浜ゴムが2005年1月から販売している「DNA S. drive」と極めて類似しているところから、横浜ゴムは昨年12月、東京税関に対して輸入差止申請書を提出した。 横浜ゴムは「DNA S. drive」に関し、日本、中国、香港、韓国、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、米国、欧州連合(EU)、ロシア、南アフリカ、ブラジルで意匠権を登録している(タイで審査中)。 |