2008年03月04日 |
「バイオ燃料」導入へ「品確法改正案」、4日閣議決定 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は4日、「バイオ燃料」の品質を確保するため、事業者に事前登録などを義務付けた「揮発油等の品質の確保等に関する法律」(品確法)の一部改正法案が同日閣議決定したため、第169回通常国会に提出すると発表した。 揮発油(ガソリン)にエタノールなどを混ぜたバイオ燃料の利用拡大が見込まれる中、消費者保護の観点から適正な品質を確保し、これら燃料の円滑な導入を促進するのが狙いとしており、法律改正の概要は、以下の2点。 (1)揮発油や軽油にバイオ燃料を混合する事業者に対して、適切な混和が行える設備の有無や違反暦の有無等を要件とした登録を義務付ける。 (2)こうした事業者に対し、生産した揮発油や軽油を販売又は消費しようとするときに、その品質が規格に適合していることを確認する義務を課す。 バイオ燃料の導入・促進にはわが国政府としても積極的で「京都議定書目標達成計画」の中にも「2010年度をめどに原油換算50万キロリットルのバイオ燃料導入」を盛り込んでいる。 |