2008年03月04日
アステラス製薬、グローバル経営めざし米国に開発機能本社
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は4日、世界医薬品市場での競争力強化を図るため、グローバル開発本社機能を有する新会社として米イリノイ州に、Astellas Pharma Global Development Inc.を設立すると発表した。

 同社は現在、日本、米国、欧州、アジアに事業拠点をもち、08年3月期の海外売上高比率は50%を超える見込み。今後もさらに欧米、アジアでの事業拡大を推進していく方針で、そのためには特に競合が激化している開発機能の強化を図る必要がある。
 
 新社設立後は、新社代表者がグループの開発最高責任者として、グローバルに開発を統括しマネジメントする。一方で、日本、米国、欧州には各地域の開発をマネージメントする開発責任者を設置、地域ごとに開発プロジェクトを推進する。

【新会社の概要】
(1)会社名: Astellas Pharma Global Development Inc.
(2)事業開始日: 2008 年4 月
(3)本社: 米国イリノイ州ディアフィールド
(4)代表者: Steven Ryder, M.D.
(5)事業内容: グローバル開発戦略の策定ならびにグローバル臨床開発機能の統括

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1204605165.pdf