2008年03月11日 |
日・韓のエチレンセンターが相次ぎ定修へ |
山陽石化を皮切りに6月末までに7社が運休 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本と韓国の双方でエチレンセンターの定修が13日から相次いでスタートする。 山陽石油化学・水島工場を皮切りに、3月13日から6月末までの間に合計7社がそれぞれ1ヵ月前後エチレンプラントを運休して定修を実施する予定。この間の運休設備規模は年産ベースで合計338万トンとなる。これに伴い、向こう4ヵ月におけるアジア地域全体の主要石油化学製品の需給バランスはかなり引き締まることになる。 3〜6月に定修で運休を予定しているエチレンプラントの年間生産能力は以下の通り。 ▽山陽石油化学・水島=3月13日〜4月11日。443,000トン(定修スキップ年は504,000トン)。 ▽東ソー・四日市=3月16日〜4月18日。493,000トン(同527,000トン)。 ▽韓国・LOTTE DAESAN=4月初旬〜5月中旬。650,000トン。 ▽韓国・KPIC=4月初旬〜4月末。470,000トン。 ▽三菱化学・鹿島=4月13日〜7月1日。398,000トン(同435,000トン)。 ▽丸善石油化学・千葉=5月15日〜6月21日。480,000トン(同525,000トン)。 ▽三菱化学・水島=5月15日〜6月4日。450,000トン(同496,000トン)。 |