2008年03月18日 |
PSの2月の出荷、再び前年同月超えに |
国内向けは2%増、輸出は31%もの伸びに |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会が18日にまとめたPS(ポリスチレン)の2月の総出荷数量は70,694トンで、前年同月の実績を3%上回った。 1月の出荷は前年同月を6%下回って4ヵ月振りの前年同月割れとなったが、2月は国内向けが回復し、また輸出が14ヵ月連続の前年同月超えと好調を維持したため再び前年同月超えに戻った。 うち国内向けは67,074トンで同2%増となっている。主力の包装用がHIシート向けとOPS向けの需要の好調を支えに同12%もの伸びを遂げたのに加え、電機・工業用がデジタル家電向けの好調の持続によって11%増となったことによる。ただし、雑貨・産業用は同25%減で、11ヵ月連続の、またFS用は3%減で4ヵ月連続のそれぞれ前年同月割れとなっている。 一方の生産量は同19%増の76,305トンとなった。昨年5月いらい9ヵ月振りの前年同月超えである。この結果、月末在庫は同2%減の110,209トンとなった。 【関連ファイル】 2月実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1205832003.tif |