2001年05月30日 |
公取委勧告にポリプロ7社がコメント |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:サンアロマー、住友化学、チッソ、トクヤマ、日本ポリケム、公正取引委員会 |
ポリプロメーカー7社は30日、公取委から勧告を受けたことについて、それぞれ次の通りコメントを発表した。 《チッソ》 本日の勧告につきましては、その内容を慎重に検討の上、今後の対応を決めたいと思います。 《日本ポリケム》 本日の勧告を厳粛に受け止めていますが、このような事態に立ちいたったことは大変残念に思います。勧告内容については、真摯に検討した上、回答したいと考えています。 当社では今後もさらに法の遵守を企業理念の柱に掲げ、社内体制、教育の強化と意識の徹底を図り、同じようなことが起きないように対応する所存であります。 《出光石油化学》 公正取引委員会より弊社が勧告を受けた事実を厳粛に受け止めております。勧告内容を慎重に検討の上、対応して参ります。 《住友化学工業》 当社はかねてから、独占禁止法を遵守するよう社内に厳重に指示してきており、また本件についても公正取引委員会の調査に全面的に協力して参りました。 そうした中での今回の勧告につきましては、事実関係等について納得できないところがありますので、勧告を応諾するわけにはいかないと考えています。 詳細に関しては、今後の審判の過程で明らかにしていくつもりです。 《サンアロマー》 当社はかねてから、公正かつ自由な姿でのビジネスの展開に徹しております。したがって、今回の公正取引委員会の勧告はまことに遺憾に思います。今後の対応については、弁護士と相談の上で決めていきます。 《トクヤマ》 当社は、公正取引委員会の調査に対して、値上げは当社独自の判断にて行なったものと主張してまいりましたので、今回の勧告については残念に思います。勧告書を十分に検討した上、今後の対応を決めたいと考えております。 《グランドポリマー》 勧告については詳細を検討中なので、現段階ではコメントできません。 |