2008年03月24日 | |
三菱樹脂、業界初、太陽電池パネル保護用に透明蒸着ハイバリアフィルム発売 | |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
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三菱樹脂は、急速に市場拡大が予想される太陽電池バックシートなどの工業用途向けに、透明蒸着ハイバリアフィルム「テックバリアLX」を開発した。4月1日から販売開始する。 「テックバリア」は、フィルムにシリカを真空蒸着させることで、優れたガスバリア性(水蒸気バリア性と酸素バリア性)を発現させた。プラスチックフィルムでは最高レベルのガスバリア性を有することから、食品包装分野を中心に市場が拡大している。 今回発売するのは、業界初の太陽電池市場をターゲットにした工業用途タイプの「テックバリアLX」。優れた水蒸気バリア性が高温高湿下でも安定して発揮できるように工夫した。 太陽電池市場は今後、地球温暖化防止への関心が高まるなかで、世界的に拡大が見込まれている。技術的にも、発電効率の向上など開発が進んでいる。同社は、引続き高性能ガスバリアフィルムの開発・供給に力を入れていく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1206337477.doc |