2008年03月26日 |
チッソ環境エンジ「自然浄化法リアクターシステム」譲受け |
【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは26日 チッソ環境エンジニアリング(=CEL、本社:千葉市、鎌田進社長)が、青木電器工業(本社:東京都新宿区、青木竹宏社長)から4月1日付で「自然浄化法リアクターシステム」の全事業を譲り受けると発表した。 「自然浄化法リアクターシステム」とは、山間の土壌や沼地で土壌菌群の働きにより木の葉などが分解されて土壌を作る「腐植化」という自然の浄化メカニズムを、排水処理に人為的に取り入れたシステムのことで、畜産や食品等の有機系排水処理に利用される。以下のような特徴がある。 (1)不快臭を低減する (2)高濃度の排水を無希釈で処理可能である (3)従来の標準活性汚泥法に比べ設備がコンパクトである 青木電器は1983年9月から内水護・理学博士の理論に基づき、有機系排水処理施設の実証プラントの普及に努め、国内800カ所以上に実績を残してきた。今回の事業譲渡に伴い、青木電器からはCELに従業員が移籍、引続きCELの経営のもとで同システムの普及と拡大につとめる。 【チッソ環境エンジニアリングの会社概要】 ◇名称 :チッソ環境エンジニアリング株式会社 ◇資本金 :50百万円 ◇社員 :50名 ◇本社 :千葉市中央区富士見2丁目3番1号 塚本大千葉ビル ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1206515628.doc |