2008年03月28日
JBAシンポジウム「バイオ技術による温室効果ガス削減」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

 日本農芸化学会の2008年度大会(実行委員長、坂神洋次氏)は、26日から名古屋市天白区の名城大学天白キャンパスで開催中だが、最終日の29日にはJBA(バイオインダストリー協会)との共催により、バイオテクノロジーによる温暖化効果ガスの排出削減に関するシンポジウムが開催される。

 テーマは「バイオマスにもあるC1化合物:バイオ技術による温室効果ガス排出削減に向けて」で、発表者は以下の通り。

・地球環境中におけるメタンの動態と農業生産圏からの排出(農環研・八木一行氏)
・水田からのメタン発生に関わる微生物(名古屋大院生命農・淺川晋、渡辺健史、木村真人各氏)
・有機性廃棄物のメタン発酵とバイオリアクターの菌ソウ(鹿島技研・上野嘉之氏)
・植物ペクチンからのメタノール放出(京大農・間藤徹氏)
・リグニンからのC1化合物放出の可能性(東大院・松本雄二氏)
・植物表層のメタンやメタノールを食べるC1微生物とその生理・生態(京大院農・応用生命、JST CREST・阪井康能氏他)