2008年03月28日 |
経産省、再生材料使用の実態調査結果を発表 |
製造・供給側での〓問題あり〓の企業数は3社 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省製造産業局はかねて日本プラスチック工業連盟など関連団体を通して実施中であった再生材料使用製品の実態調査の結果がまとまったので28日にその概要を発表した。 それによると、プラスチックリサイクルレジンをはじめ各種再生材料を製造・供給している合計154企業のうち、製品の表示なりユーザーとの間で取り交わした契約書の規定の内容なりと実際の再生材料の使用の中身との間に乖離が生じるなどの「問題があった」と回答してきた企業数は3社であった。 一方、再生材料を使用して文具や家具などの最終製品を製造している合計702の事業者のうち、同様の問題があったと回答してきた企業は24社であった。 同局では、各種関連団体に対して品質管理と再生材料の使用に係わる適切な表示を傘下企業に徹底させるよう求めるとともに、今回の調査で問題があったと回答してきた企業に対しては原因究明と再発防止に取り組むよう指示した。なお、問題があったと回答した企業のうちプラスチック製品関連企業数は数社であった模様。 |