2008年03月31日 |
08年度ソーダ工業用塩需要見込み、横ばいの7,182千トン |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は31日、ソーダ工業用塩の08年度需給見通しを発表した。需要量は、か性ソーダ用が07年度(見込み)比99.7%の6,641千トン、ソーダ灰、塩素酸その他用が同100.9%の541千トンで、計7,182千トン(99.8%)と見込んでいる。 07年度のソーダ工業塩の需要は、国内経済が回復基調にあったことなどから順調に推移し、前年度比100.4%の7196トンとなる見込み。これに対して08年度は、国内需要は引続き増加するものの輸出が減少する見通しから7182千トンとなる見込み。供給量は需要が若干減少するものの、期末在庫を積み増す傾向にあることから増加と分析している。 か性ソーダの生産量は、07年度(見込み)の4504千トン(100.8%)から、08年度はほぼ横ばいの4503千トンと推定している。 ソーダ灰の需要は、07年度(見込み)は主用途である板ガラス、鉄鋼向けの減少を受けて前年度比97.8%の427千トンとなる見込み。一方08年度の生産量は横ばいの429千トン(100.6%)となる見込みである。 |