2008年03月31日 |
環境省の塩ビサッシ窓の増設工事が完工 |
本庁舎の執務室すべての窓が断熱・省エネ型に |
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全) 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省が2月第1週から霞ヶ関の本庁舎で進めていた窓の断熱化の追加工事が3月29日をもってすべて完工した。 今回の工事は、霞ヶ関の合同庁舎5号館のうち環境省が使用している23階から26階までの計4フロアーの窓のうち未改修であった79の窓の内側に塩ビサッシと複層ガラスの組み合わせによる断熱窓を設置するためのものであった。 工事一切を落札した酒井工務店が2月第2週以降の毎週の土曜日と日曜日を使って設置作業を進め、予定より1日早く完工した。 これで、同省が使用している4フロアー合計115の窓のすべてに塩ビサッシと複層ガラスの組み合わせによる内窓が設置された。これまでの合計36の窓による試験採用によって塩ビサッシと複層ガラスを組み合わせた内窓の設置が当該執務エリアの断熱・省エネに大きな効果を発揮する点は確認済みであった。今回の追加工事の完了によって、かねて環境省が目指してきた4フロアー全体の断熱・省エネ化が大きく前進することになる。 最近は、同省のこうした動きを参考に他の府省の間でも庁舎の断熱・省エネを目的に塩ビサッシと複層ガラスによる断熱窓の採用を検討するところが出始めている。 |