2001年05月29日
昭和電工、グループ内ラミネート事業を統合、再編
平成ポリマーとともに「昭和ラミネート」に事業譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工、平成ポリマーの両社は29日、グループ内ラミネート事業を統合するため、10月1日付で昭和電工の加工箔事業と平成ポリマーのラミネート事業を両社から分離し、昭電の100%子会社「昭和ラミネート工業」に譲渡すると発表した。
 譲渡部門の売上高は昭和電工箔事業71億6,400万円、平成ポリマーのラミネート事業25億1,300万円。
「昭和ラミネート工業」(本社、神奈川県伊勢原市、古座野克彦社長、資本金2億円)は、金属箔・紙・樹脂からなる包装材料や産業・農業用資材などの専門メーカーで、両社から事業を継承することで事業収益拡大を目指す。
一方、平成ポリマーはフィルム事業に経営資源を集中するとともに、さらに事業拡大のため「昭和電工プラスチックプロダクツ」の株式を取得、同社を子会社化する予定。
「昭和電工プラスチックプロダクツ社」(本社、東京都中央区日本橋、廣田究社長)は本金2億円で、昭電の100%子会社。包装材料や容器、運搬用資材、医療用具などの製造、販売を行っている。