2008年04月04日 |
旭化成「新中計」、2010年度の営業利益目標1500億円 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成の蛭田史郎社長は4日、08年度を起点とする3カ年中計「Growth Action−2010」を発表した。 2010年度の数値目標として、売上高18,000億円(2007年度予想17,140億円)、営業利益1,500億円(1,300億円)、当期純利益800億円(760億円)、ROE10%以上、ROEは5%以上を目指すとした。 <部門別営業利益達成目標> ■ケミカルズ・せんい ・高機能スパンデックス「ロイカ」の海外拠点増強と拡販 ・溶液重合SBRの増強、拡販 ・分離膜「ハイポア」の増強、拡販、シェア拡大 ・イオン交換膜の増強、拡販、シェア拡大 ・大量水処理膜、MBR事業等の拡大 ・「デュラネート」の中国市場等での拡販などにより07年度比50〜80億円増益を達成。 ■ホームズ・建材 ・請負事業の回復 ・住宅周辺事業の拡大等により07年度比60〜100億円の増益を達成。 ■エレクトロニクス ・電子部品の海外での拡大、用途領域の拡大 ・電子材料の高付加価値化、増強、拡販等により07年度比40〜80億円の増益を達成。 ■ファーマ ・新薬「リコモジュリン」「ファムビル」の販売開始、拡大 ・人口人腎臓、アフェレシス(血液浄化治療)事業の拡大等により、07年度比同40〜60億円の増益を達成。 営業利益は、つねに日本のGDPを上回る成長を目指し、2010年度の営業利益目標1,500億円は、2015年度には2000億円以上に拡大する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1207302313.pdf 参考 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1207302540.pdf |