2008年04月07日
スポットナフサ価格が小幅続伸
先週のC&F/日本の契約価格896ドル台
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、わが国の大手商社や石油並びに石油化学企業がスポット市場で契約したナフサのC&F価格の平均はトン896ドル台半ばとなった。
 前の週の平均を同7ドル弱(0.8%)上回っている。小幅ながらこれで2週間連続の上昇となった。週単位の直近のピークとなっている3月第2週に比べると、同12ドル弱(1.3%)安い。今年のボトムとなっている2月第1週の平均に対比すると、約71ドル(8.6%)高い。

 一方、北西欧の先週のCIF価格は同858ドル台半ばとなっている。この場合は逆に同2ドル弱(0.2%)下がっている。原油の北海ブレントがWTIとともに反落傾向をたどりはじめたことが影響していると見られる。
 これまでのパターン通りに推移すれば、これを後追いしてC&F/日本の今週の平均価格は小幅の反落となる。