2001年05月29日
BASF、アジアにPBT大型プラント検討
マレーシア・クアンタンが有力、F/S作業急ぐ
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:BASF

 アジア・太平洋地域で積極的な事業拡大を計画しているBASFグループは、新たな投資計画の1つとしてエンジニアリングプラスチック、PBT(ポリブチレン・テレフタレート)樹脂工場の建設を検討、F/S作業に入ったことを明らかにした。
 プラント規模は未定だが「世界規模のプラント」にしたい考え。立地は、2002年に年産10万トン規模の1・4ブタンジオール工場が完成するマレーシア・クアンタンが有力視されている。
 BASFはドイツ・シュバルツハイデに年産8万トンのPBT工場をもち、アジア地域は2番目の拠点となる。