2008年04月09日 |
三菱商事、豪州・原料炭の08年度価格を発表 |
【カテゴリー】:海外(市況) 【関連企業・団体】:宇部興産、三菱商事 |
三菱商事は9日、100%出資会社のMitsubishi Development Pty(本社:豪州シドニー)を通じて50%の権益を保有するBMA(BHPビリトン社と50:50 出資の石炭合弁事業会社)が豪州クイーンズランド州で生産する原料炭の2008年度価格が日本以外の需要家に続いて日本の主要需要家との間でも合意したと発表した。 これまでに合意された契約条件によると、BMA原料炭各種の08年度FOB価格は、07年度比約205%ー240%の値上げになる見込みだとしている。 1ー2月の豪雨の影響で露天掘りによる生産ができず、減産となったことが高騰の一因とみられている。 なお、年間約120万トンの石炭を海外から輸入している宇部興産では「豪州からの輸入は約4割で、ほかにインドネシア、ロシア、中国などからバランスよく買付けているので影響はそれほど大きくないと思う」と言っている。 |