2008年04月15日

TEC、ロシア向けエチルベンゼン22万トン設備建設を受注

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング(TEC)は15日、伊藤忠商事と協力し、韓国現地法人のトーヨーコリア社(Toyo-Korea)とともに、ロシア連邦シブール社がペルミ市に計画している22万トンのエチルベンゼン設備の建設工事を受注したと発表した。 　 　米バジャー社技術を採用し、Toyo-KoreaとTECは基本設計、詳細設計、機器調達及び工事テクニカルアドバイザリーサービスを行なう。エチルベンゼンはスチレンモノマーの原料で、シブール社が同時に計画しているエチレン及びスチレンモノマーの増産、発泡ポリスチレンの新設などコンプレックス拡大の一翼を担う。プラント完成は2010年末の予定。 　 　TECはソ連時代を含めて、これまで40年以上にわたり60基以上のプラントを建設してきた実績があり、今回の受注となった。 ＜受注概要＞ ■ 客 先 : ロシア連邦シブール社(ガスプロム社の化学・石化分野子会社) ■ 受注者 :Toyo-Korea ■ 役務内容:基本設計、詳細設計、機器調達及び工事テクニカルアドバイザリーサービス(Toyo-Korea がメイン、TECはサブコントラクターとなる) ■ 対象設備 :年産22万トンのエチルベンゼン生産設備 ■ 建設地 : ロシア連邦、ペルミ市 ■ 適用技術 :米バジャー社の技術 ■ プラント完成予想 :2010年末 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1208236969.pdf (英文) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1208236969.pdf