2008年04月17日 |
昭和電工、グリシン、DL-アラニン値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は17日、アミノ酸の一種で食品添加物のグリシンおよびDL-アラニンの国内価格を値上げするため、需要家との交渉を開始したと発表した。 値上げ幅は、グリシンが1キログラムあたり50円以上、DL-アラニンは同60円以上で、5月7日納入分から実施する。 同社は、06年8月にグリシンおよびDL-アラニンの国内価格を改定したが、その後も原油等の価格上昇が続き、製品コスト、物流費コストを圧迫している。これまで効率化努力によってコスト上昇分を吸収してきたが、単独での取り組みは既に限界にきているとして、今回製品価格への転嫁を決めた。 (注)グリシン、DL-アラニンはアミノ酸の一種で、食品添加物として使われている。どちらにもさわやかな甘みがあるが、グリシンは主に食物の日持ち向上・うまみの増進・苦味の抑制のために使われている。DL-アラニンは、食品にまるみのある上品な味を添えるために使用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1208398561.doc |