2008年04月21日 |
鹿島アロマの大型ラキシレン装置が火災事故 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:鹿島石油、ジャパンエナジー、三菱化学、三菱商事 |
20日午後4時5分ごろ、鹿島石油・鹿島製油所(茨城県神栖市、古山富夫所長)第2パラキシレン製造装置内のポンプ付近で火災事故が発生した。 ただちに公設消防等関係先に通報するとともに、自衛防災隊を出動させて消化作業を行い、同7時28分鎮火を確認した。けが人はなかった。 同装置は、今年1月に操業開始したばかりの鹿島アロマティックス(ジャパンエナジー、三菱化学、三菱商事3社の共同出資)の大型アロマ設備で、年産能力42万4,000トン(同社の発表)。 装置の新鋭・大型化だけでなく、原料に安価なコンデンセート(天然ガス随伴原油)を使用するなど、コスト競争力のあるプラントとして注目されていた。 事故原因は調査中。運転再開の見通しは立っていない。 なお、第1パラキシレン装置(年産15万トン)をはじめ、リファイナリーなど同製油所内他の設備には影響はなく、引続き平常運転しているという。 (鹿島アロマ:関連記事) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=23066 |