2001年05月28日
主要化学製品の4月の輸入、15品目が大幅な前年超え
エチレン、SMなど9品目は前年を大きく下回る
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:財務省

 財務省が28日に集計した4月の輸入通関速報によると、主要化学製品の同月の輸入通関数量は、製品によって対前年同月の比率に大きなばらつきが生じている。合計67品目のうちEDCやEGなどの15品目は前年同月を大幅に上回っており、一方、エチレンやSMなど9品目は逆に前年を著しく下回っている。対前月比も増減の幅が大きい。13品目が大幅増、9品目が大幅減となっている。
 前年同月に比べて特に伸びが目立つ製品の主なものは、EDC(昨年4月は1万5,941トン、今年4月は4万140トン)、アクリル酸エステル(同834トン、同3,105トン)、メタクリル酸エステル(同182トン、同1,928トン)、ノルマルブタノール(同31トン、同1,522トン)、DOP(同16トン、同1,515トン)、EG(同570トン、同6,105トン)、DMT(同3,085トン、同6,393トン)、AN(同4,807トン、同6,361トン)、SBRラテックス(同1,086トン、同2,251トン)、BR(同1,290トン、同2,237トン)、EPDM(同201トン、同1,288トン)--など。