2008年04月23日
JBA・未来へのバイオ勉強会「iPS細胞などヒト幹細胞の創製と応用」
【カテゴリー】:ファインケミカル(行政/団体)
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

 JBA(バイオインダストリー協会)の勉強会組織「未来へのバイオ技術勉強会」(座長は三宅淳 産総研・東大教授)の月例会が5月9日午後2時30分から5時までJBA会議室で「iPS細胞などヒト幹細胞創製・応用にかかわる技術」と題して開催される。
 
 iPS細胞に関して、ウイルスを用いない安全確実な遺伝子導入技術や、iPS細胞から正常に分化誘導された細胞のみを選択する技術など、細胞の人為的改変による創薬・医用に応用可能なiPS細胞ならびに派生する幹細胞、分化細胞の創製技術の開発が必要としているグループの集まり。
 
 国内の工学系研究能力を結集して、細胞生物学による幹細胞研究とその医用実用化について、培養、検査、保存など、衣料の現場に応用する必須の要素技術を開発するプロジェクトが必要としており、当日のプログラムは次の通り。
 
<プログラム>
(趣旨説明)
・「iPS細胞を創るナノテクの可能性」(三宅淳・産総研兼東大教授)
(講演)
・「遺伝子導入にゆるヒト間葉系幹細胞への活性化」(大串始・産総研)
・「細胞の非侵襲計測、操作技術」(一木隆範・東大)
・「ナノサージェリーによるiPS細胞の創製へ」(中村史・産総研)

 参加費は無料。問い合わせはJBA事務局(Tel:03-5541-2731)